Bringing the Potential of
Bacteria to the World
「微生物」の可能性を世界に

ミヤリサン製薬は、宮入近治博士による「宮入菌(酪酸菌宮入株)」の発見以来、75年以上にわたって人々の健康に寄与する微生物の研究を続けてきました。まだ発見されていない微生物の可能性を見出し、さらに発展させるため、今日では各拠点で最先端の科学技術を活用した研究開発が行われています。長年の研究の経験と実績および最先端の科学技術を融合させた研究開発体制により、社会から求められる製品を世界の人々へ届けられるよう日々挑戦しています。

ミヤリサン製薬を支える3つの創薬拠点 R&D bases

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中央研究所

中央研究所は、マイクロバイオーム(生体および環境に生息する微生物叢とその関連物質)を由来あるいは標的とした医薬品開発の初期段階を担当し、最先端の技術を駆使した研究を行っています。消化器疾患、感染症およびがんを主な研究開発の領域として微生物の持つ特性を多角的に評価し、創薬の基盤となるデータを日々蓄積しています。

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長野生産技術研究所

長野生産技術研究所は、長年培ってきた嫌気性菌の培養技術を基盤として、製剤、生産技術および品質管理試験法の新規開発を行っています。工場に併設した研究所である利点を活かし、新規技術を素早く製造現場に実装することを目標にしながら、グローバルスタンダードに的確に対応した医薬品および飼料添加物の製品化を実現させています。

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イノベーションセンター

イノベーションセンターは、研究所で見出された薬の種を育て、国内外において新薬上市につなげる開発全般を担当しています。ヒト用の医薬品のみならず、鶏や豚などの家畜を対象とした飼料添加物のグローバル開発も行っています。社外の医学・獣医学専門家との医学的・科学的なコミュニケーションを通じてニーズを汲み取り、臨床試験や野外試験に基づく科学的根拠の構築に取り組んでいます。

マイクロバイオームを標的とした創薬研究 Drug Discovery Research Targeting the Microbiome

ヒトや動物の身体には膨大な数の微生物が共生し、一つの生態系を構築しています。これらの微生物と微生物に由来する機能遺伝子、タンパク質および代謝産物を総じてマイクロバイオームと呼称します。近年のマルチオミクス解析に代表される解析技術の進歩により、マイクロバイオームが私たちの免疫系の調節や感染症、がんの発症における重要な因子の一つであることが明らかになってきました。このような背景から、近年ではマイクロバイオームをベースとした創薬が世界中で進められています。従来のプロバイオティクスとは区別された、疾患特異的に治療効果を有する生菌はLBPs (Live Biotherapeutic Products)と分類され、新たな治療法として期待されています。

私たちミヤリサン製薬は75年以上にわたり、人々の健康に寄与する微生物の可能性を探求してきました。研究開発部門では当社独自のマイクロバイオーム研究に基づき、宮入菌を中心に新たなLBPsの開発を進めています。また、培ってきた嫌気性菌の培養技術を活かし、生きた細菌を製剤化する生産技術開発も推進しています。様々な疾患に対するLBPsの研究開発を通じて、ミヤリサン製薬の企業理念である「世界の人々の健康で豊かな生活に貢献する」ことを目指します。